出光興産、ILCの株式譲受 合弁契約を4月に解消

2021年01月14日

ゴムタイムス社

 出光興産は12月25日、持分法適用会社である出光ライオンコンポジット(以下ILC)の合弁契約締結先であるライオンが保有する全株式を、同社が譲受する契約を締結し、合弁契約を解消することを15日開催の経営委員会において決議したと発表した。株式譲受、合弁解消は2021年4月1日予定。

 同社は、事業ポートフォリオにおける高機能材事業拡大を企図したエンジニアリングプラスチック分野の中期的戦略等に鑑み、ライオンよりILCの株式を譲受することが両社の企業価値向上に資するものと判断し、株式譲渡契約を締結した。

 株式譲受後も、同社はプラスチック原料の提供等を通じてライオングループと連携していく。

 ILCは1979年に同社とライオンとの合弁会社(旧商号「カルプ工業」)として設立され、難燃性、耐熱性や高剛性などの機能をもつプラスチック複合材料専門メーカーとして、幅広い産業分野に数多くの新素材を提供してきた。

 今回の合弁契約解消により、ILCは同社の連結子会社となる。

 なお、合弁解消に伴う株式譲受によって生じる損益への影響は、2020年11月11日発表の連結業績予想に織込んでいるため、2021年3月期の連結業績予想に変更はない。

 

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