電子部品は損失71億円 NOKの4~9月期

2020年11月30日

ゴムタイムス社

 NOKの21年3月期第2四半期連結決算は、売上高は2552億円で前年同期比17・2%減、営業損失は86億1200万円(前年同期は21億6400万円の利益)、経常損失は86億6400万円(前年同期は40億8100万円の利益)、四半期純損失は104億6400万円(前年同期は13億7000万円の四半期純利益)となった。

 セグメント別では、シール事業の売上高は1229億9400万円で同24・0%減、営業損失は8億5400万円(前年同期は115億7200百万円の営業利益)となった。自動車向けは、需要は回復基調にあるものの、第2四半期連結累計期間を通し国内外の需要が落ち込んだ。一般産業機械向けも建設機械、工作機械等の需要が落ち込んだ。営業損失は人件費・経費の削減に努めたが、販売減の影響が大きかった。

 電子部品事業の売上高は1224億3400万円で同7・5%減、営業損失は71億7600万円(前年同期は97億7900万円の営業損失)。特定の高機能スマホ向けの販売が、新規品の量産化が遅れた。自動車向けも車生産台数の減少で販売が減少した。
 ロール事業の売上高は66億4400万円で同期比30・3%減、営業損失は9億6400万円(前年同期は1億3400万円の営業損失)。

 特殊潤滑剤等のその他事業の売上高は31億2700万円で同32・1%減、営業利益は3億5500万円で同24・9%減となった。

 なお、同社は10月21日に21年3月期通期の連結業績予想を修正した。自動車の生産復調でシール事業の売上が回復傾向にある上、電子部品事業でもスマホ向けの売上が予想を上回って推移している。これを踏まえ、通期売上高は5302億円(前回発表予想4880億円、増減額422億円)、営業損失は108億円(前回発表営業損失228億円、増減額120億円)、経常利益は95億円(前回発表営業損失238億円、増減額143億円)、純損失242億円(前回発表純損失244億円、増減額2億円)を見込む。

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