レクサスLC500に装着 ブリヂストンのタイヤ2種

2020年11月04日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは10月30日、レクサスが新設定した「LC500コンバーチブル」、および一部改良された「LC500h」「LC500」の新車装着タイヤとして、ランフラットテクノロジー採用タイヤ「トランザT005・RFT」と「ポテンザS001L・RFT」の納入を開始したと発表した。タイヤサイズは「トランザT005・RFT」が245・45RF20・99Yと275・40RF20・102Y、「ポテンザS001L・RFT」が245・40RF21・96Yと275・35RF21・99Y。

 「LC」シリーズは、レクサスの変革の象徴として独創的なデザインや優れた走行性能を実現しレクサス全モデルラインアップの乗り味を方向づける車両で、「LC500コンバーチブル」はクーペの改良で培われた知見を活かし軽量化や高い快適性を追求するなど、「LC」は運転する喜びを提供し、顧客のライフスタイルをより豊かにすることをコンセプトにしている。

 これまで同社は、レクサスとの長年にわたる共働を通じ、レクサスが発売する様々な車両の価値の実現に貢献してきた。今回装着される「トランザT005・RFT」は、スポーティな操縦安定性とラグジュアリーな乗り心地を両立している。また、「ポテンザS001L・RFT」は、タイヤの構造・形状を最適化しタイヤの軽量化と乗り心地を高次元で両立するとともに、新規開発ゴムを採用することで操縦安定性も確保している。今回納入するランフラットテクノロジー採用タイヤにより、レクサス「LC」シリーズの「より鋭く、より優雅な走り」に貢献し、その価値を最大限に引き出している。

 同社のランフラットテクノロジー採用タイヤは空気圧がゼロになっても、所定のスピードで一定距離を走行できるため、急なパンクでも安全な場所まで移動して停車することができる。また使用されずに廃棄されることの多いスペアタイヤ(応急用タイヤ)が不要になることで、トランクスペースの有効活用および車両軽量化による燃費向上に貢献し、安全性の確保及び環境負荷の低減の両立を実現している。

 

トランザT005・RFT

トランザT005・RFT

ポテンザS001L・RFT

ポテンザS001L・RFT

 

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