BIMを活用したソフト開発 三菱ケミカルHDが新事業

2020年10月29日

ゴムタイムス社

 三菱ケミカルホールディングスは10月27日、人手不足・環境対応(省資源や廃棄物対応、温暖化ガス削減)といった建築業界の課題解決に貢献すべく、近年急速に普及しつつあるBIM(Building Information Modeling)を活用し、素材メーカーの着眼点で新たなソフトウェアを開発したと発表した。

 今年10月より、同社グループで住宅設備、建築資材を取り扱う三菱ケミカルインフラテックのサービスの一環として、①「2D又は3D図面データを用いた各種シミュレーションモデルと高機能レンダリングとを組み合わせ、クラウド環境下で迅速に施主、設計者などに提供する」、②「個々の工程で必要とされる2D又は3D図面データを自動的に生成し、施工会社や加工各社に提供する」の2つを、同ソフトウェアを活用したビル外装にかかわる提案として開始した。

 国内外問わず多くの専門事業者が存在する建築市場に対し、同社グループが販売するアルポリックを始めとするビル外装材に関するサービスを開始することで、将来的には他商材や他領域に同様の取り組みを展開することを視野に入れている。

 市川奈緒子同社執行役員チーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)は、「当社グループは、建材というモノとソフトウェアサービスを融合する新たな事業展開をスタートする。川上の素材を多く持つ当社グループの技術力、データやノウハウを建築や製造のバリューチェーンに生かすものと考えている。当社グループは、今後も設計からリサイクルまで含めた製品ライフサイクル全体のサステナビリティに貢献する新規ビジネスモデル開発を続け、社会に価値を提供していく」とコメントしている。

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