ファインケミカル商社特集 平泉洋行 SDGs関連の新規商材に力 シービンが様々な方面で注目

2020年09月14日

ゴムタイムス社

 平泉洋行(東京都台東区、戸張傳二郎社長)の20年1~7月は、売上が前年対比9割程度で進捗している。コロナ影響については、5月まではそれほど受けなかったものの、6月、7月と影響を受け、売上は大きく落ち込んだという。

 一方、利益は、好調な機械ビジネスユニットが貢献し、過去最高で推移している。

 ユニット別では、エラストマービジネスユニットは1~7月の売上が同8割程度の状況だ。半導体関連の原料は堅調な動きを見せたものの、自動車関連の原料を中心にコロナ影響を受けたことが響いた。

 エッチ・アンド・ケービジネスユニットは、ホビー業界のイベントがコロナで相次ぎ中止となり、ホビー業界向けの注型剤が減少した。また、アジアへの輸出向けは一時落ち込んだが、現在は中国を中心に持ち直している。

 機械ビジネスユニットは、売上・利益とも好調だ。ゴム用成形加工機やゴム硬度計等の試験機、CAEソフトウェア「シグマソフト」も新調・更新案件を取り込めた。

 営業施策では、これらユニットが主力商材の

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