室温硬化型シリコーンゴム(RTV)

2020年08月28日

ゴムタイムス社

【室温硬化型シリコーンゴムの種類・成形方法・製造の概要】
RTVは、前項の直鎖状ポリジメチルシロキサンにアセトキシ基、アルコキシ基、イソプロペノキシ基などを有するシラン化合物とその他添加剤を加えたもので、湿気の存在下で硬化する。
RTVには1液型と2液型があるが、1液型は主として空気中の水分と反応して、また2液型は使用時に本体と硬化剤の2液が所定の割合で混合することにより反応を開始して、ゴム状弾性体に硬化する。
主成分はジオルガノポリシロキサンである。架橋剤、反応抑制剤、補強材、顔料、深部加硫剤、離型剤、難燃剤、流動調節剤、接着性向上剤などの各種添加剤を配合して調整されている。

【室温硬化型シリコーンゴムの特徴(性質・メリット・デメリット)】
①1液型RTVは、その接着性を活かして、接着剤、シーリング剤、コーティング材として使用されている。
②2液型RTVは、本体と硬化剤の2成分に分けて供給され、使用直前に混合して使用される。一般には接着性がなく、異種材料に対して優れた離型性を示す。また、表面と内部が均一に硬化すると深部加硫が可能である。

【室温硬化型シリコーンゴムの用途と応用分野】
▼1液型RTV
▽カーテンウォール、ガラス回りなどの建築用シーリング材、高速道路や滑走路などのジョイントシール、バスタブまわりなどの家庭用接着剤、プリント基板などの防湿コーティング、電装品ポッティングなど
▼2液型RTV
▽合成木材、美術工芸品、自動車内装材などの型取り母型用、高圧電気回路ポッティング、プリント基板保護コーティング、ジャンクションコーティング、PPC複写機用ロール、スクリーン印刷用インキ、歯科印象剤、建築用シーラント、光ファイバーのコーティング剤、RTVシリコーンフォーム、コンタクトレンズなど

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