ゴム・ビニール手袋特集 ダンロップホームプロダクツ 前期は増収で計画通りに進捗 プリティーネ、デイリープリーツに注力

2020年05月04日

ゴムタイムス社

 ダンロップホームプロダクツ(大阪市中央区、西山和成社長)は「キッチンから医療・介護用品まで、ぴったりの基準を変えていこう」をテーマに、家庭用や作業用の各種手袋、ヘルスケア用品などを供給している。

 前期(19年12月期)、前期比は増収となり、「前期は市場環境が厳しい中でも、ほぼ計画通りに進捗できた」(同社)と捉えている。

 分野別では、家庭用と作業用はほぼ前年並みとなったが、極薄の使い切り手袋は前期も好調な伸びを示した。使い切り手袋は、ドラッグストアやホームセンターなどの量販店向けと、医療や食品工場などの業務用に用途が分かれるが、衛生意識が高まる中で、量販店用、業務用とも需要は旺盛だ。

 使い切り手袋については、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今期(20年12月期)に入り、需要はさらに急拡大している。コロナ騒動を背景に、同社にも各方面から問い合わせが数多く寄せられる中、「安定的な供給が行えるよう、お客様対応に万全を期している」(同社)としている。

 今期の注力商品は、使い切り手袋を始め、家庭用は売れ筋のプリティーネと昨年10月に発売したデイリープリーツ、作業用の耐切創手袋になる。

 プリティーネは、リッチネやグッ

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