三菱ケミに子会社を移管 三菱ケミHD 7月1日付で

2020年03月18日

ゴムタイムス社

 三菱ケミカルホールディングス(MCHC)は3月12日、7月1日付でMCHCの連結子会社である生命科学インスティテュート(LSII)の傘下にあるクオリカプスを、同じくMCHCの連結子会社である三菱ケミカル(MCC)に移管すると発表した。

 クオリカプスは、医薬品・健康食品用カプセルならびに製剤機器等の開発・製造・販売を日米欧の3拠点を軸に展開するグローバル企業であり、2013年に株式取得によりMCHCの連結子会社となった。

 今回、当該事業をMCCの高機能化学部門へ移管し、相互のリソースを活用した製造技術の強化や素材開発を促進するとともに、各事業部門との連携により営業力を強化することで、世界のカプセル市場に対して、より付加価値の高いソリューションを提供していく。

 クオリカプスは、2014年4月のLSII発足時よりLSIIの事業会社として、高品質・高機能のハードカプセルを提供するとともに、長年培ってきたカプセル製造技術のノウハウを活用した製剤機器の開発や技術サービスの提供等により、MCHCグループのヘルスケアソリューション領域の成長に貢献してきた。

 

 

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