ゴムシート特集 オーサカゴム 床材ゴム板「すべらんくん」を上市 新型コロナウイルスによる影響を注視

2020年04月13日

ゴムタイムス社

 オーサカゴム(大阪市天王寺区、八尾巍社長)の19年度(19年4~20年1月)の現況は、玄関用レンタルのゴムマットが前年度を大きく下回ったことが響いて、売上全体は前年同期比95~96%で推移している。

 分野別にみると、ゴム板は上期は同102%と順調に推移したのに対し、下期は1月までは前年同期を若干下回る水準にあるものの、「残りの2カ月で盛り返し、通期は前年並みの着地を見込んでいる」(八尾社長)。

 顧客先にOEM供給する玄関用レンタルのゴムマットは、顧客先の需要環境が好調だった昨年度に比べて良くないこともあり、19年度は前年比80%と前年を大幅に下回る状況にある。

 消防用の吸水管は2年に1度開かれる「全国消防操法大会」の裏年で荷動きは活発ではなかったが、前年同期比では105%と概ね順調であった。
 製品展開では、顧客と共同で開発し取り組んでいる「加工応用商品」に力を入れている。加工応用商品は、ゴム板を含めたゴム全体で開発を進めてお

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