グンゼがプラ循環方針制定 3Rと廃棄量削減を柱に

2020年01月06日

ゴムタイムス社

 グンゼは12月24日、プラスチック資源が循環する社会の実現を目指して、プラスチック資源循環基本方針を制定したと発表した。

 同方針は、「プラスチックの3Rとリニューアブルを積極的に推進し、廃棄量を削減することで、プラスチック資源が循環する社会の実現に貢献する」ことを柱とし、具体策として、①プラスチックの減量化・再利用を推進する、②分別・リサイクルしやすい製品設計と再生原料の積極的使用により効果的・効率的なプラスチック資源循環に貢献する、③植物由来原料による製品開発を行い石油化学原料の使用量削減に貢献する、④廃棄物の適切な管理と環境負荷を低減する生産活動により「つくる責任」を果たす、の4項目を掲げている。

 現在、海洋プラスチック問題に対する国際的な意識の高まり、新興国におけるゴミ問題の深刻化から使い捨てプラスチックに対する規制強化の流れが加速し、その対応は2015年に国連で採択されたSDGsにおいても求められている。同社は今回、国際的な取組みが加速している海洋プラスチック問題に対して、プラスチックフィルム包装材料等を製造販売している事業会社としての社会的責任を認識し、同方針を制定した。

 同社は、1970年の公害予防委員会の設置以来、事業運営による公害予防をはじめ環境問題への取組みを積極的に進めてきた。特に近年の地球環境意識の高まりを受け、1997年6月にはグンゼ環境憲章を制定し、会社としての環境に対する取組み姿勢を社内外に明確にした。この基本姿勢のも下、同社グループが取り組むべき環境課題や目指すべき到達点を定めたアクションプランを策定し、環境マネジメントシステムの構築をはじめ環境負荷削減活動に積極的に取り組んでいる。これらを進めるに当たっては、法規制遵守はもちろん、環境会計など環境関連情報の積極的な開示により、さらなる環境コミュニケーションの促進に努め、環境保全効果を高める環境経営の実現に取り組んでいる。