タイヤ向け製品群を紹介 ランクセス、独展示会で

2019年04月01日

ゴムタイムス社

 ランクセスは3月28日、独ハノーバーで3月5~7日に開催された「タイヤ・テクノロジー・エキスポ2019」に出展したと発表した。

 同展示会では、ラインケミービジネスユニットとアドバンスト工業化学品ビジネスユニットから、環境に優しい離型剤「レノディブ」、タイヤマーキング用インク「レノマーク」、タイヤ加硫用ブラダー「レノシェイプ」、アラミド繊維マスターバッチ「レノグラン」、添加剤、促進剤、分解防止剤など、タイヤメーカー向けの幅広い製品群と多様なソリューションを紹介した。

 ラインケミーのタイヤ製品マーケティング責任者であるディトマー・ホフ氏は「当社は、ゴム添加剤の幅広い製品群によって、タイヤ産業の厳格化する要求に対応する高品質、クリーン、そして特に環境に優しいソリューションを提供している。また、コンパウンディング向けの高性能添加剤からタイヤ試験向けの添加剤まで当社の製品がタイヤ製造における複雑なプロセスに大きく貢献している」と述べた。

 スマートタイヤ、または低ノイズタイヤやセルフシーリングタイヤの製造において、グリーンタイヤ の内面に塗布、または転写される離型剤は、加硫後完全に除去する必要がある。加硫後、レーザー技術によって除去できる「レノディブBP―286」や「レノディブBP―2864」などのシリコン系離型剤製品に加えて、同社は「レノディブBP―166」や「レノディブBP―9500」のような完全にシリコンフリーの製品を開発した。これらの製品は、特殊な離型剤によって、より容易に洗い流すことができる。

 また、永久的にコーティングされたタイヤ加硫用ブラダー「レノシェイプ」を使用することで、追加の離型剤を用いずにタイヤの加硫が可能となり、これによって加硫されたタイヤから離型剤を除去する必要がなくなる。

 このほか、タイヤ向けの窒素フリー加硫促進剤と補強剤「レノグランTP―50」や「レノグランSDT―50」などのジチオリン酸塩は、従来から使用されている促進剤の代わりとなるニトロソミアンフリー加硫促進剤で、モノ架橋およびジスルフィド架橋を形成する。ラインケミーは、ジチオリン酸塩をマスターバッチの「レノグラン」ブランドとしてだけでなく、液体またはドライリキッドで「レノキュア」ブランドとしても提供している。 ラインケミーは、「レノグランP91―40」製品群で、極度な機械的および熱負荷にさらされるタイヤ向けの卓越したソリューションを提供している。これは、高度に強化されたアラミド繊維マスターバッチで、ゴムコンパウンドに均一に取り入れることができる。

ランクセスブース

ランクセスブース

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー