ベルト特集 フォルボ・ジークリング・ジャパン ベルト部門の滑り出しは順調 HACCP義務化も販売増加を後押し

2019年05月13日

ゴムタイムス社

 フォルボ・ジークリング・ジャパン(東京都品川区、佐藤守社長)の前期(18年12月期)の売上は前期比105%と計画通りに進捗した。今期(19年12月期)1~2月についてもベルト部門の主力分野である物流・食品はともに好調で、滑り出しは計画を上回る状況にある。

 分野別では、物流向けは各地の配送センターの増設・新設の案件を獲得できており、販売は計画を上回るほか、物流機器向けも着実な販売を見せている。

 食品分野も製パンや製菓、米飯、生鮮品など全般的に好調を維持。特に、同社が戦略商品として注力する「Prosan(プロサン)フルシールHACCPシリーズ」は引き続き好調で、売上は前年比2桁の伸びを示している。同製品はベルトの両面に耐湿熱性ウレタンコーティングすることにより、汚れが付着しにくい上、抗菌・防カビ効果も高い。また、同社独自の技術「スマートシール加工」を施すことで、水や油のベルト内部

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