年頭所感 日本ミシュランタイヤ ポール・ペリニオ代表取締役社⻑

2019年01月09日

ゴムタイムス社

 2019年の初頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 ⾃動⾞、モビリティ、タイヤの各業界に生きる我々は、大きな変化に直面しています。世界的なトレンドであるコネクテッドカーや⾃動運転の進化、カーシェアリングやライドシェアリング、パワートレインの電動化やハイブリッド化。日本では、これらに加え、⾼齢化や若者の⾞に対する考え方の変化など、社会的なトレンドも業界を左右しています。

 日本のタイヤ業界における2018年の市況は、2017年に⽐べ少し低下しました。しかし、この事業環境の下でも、ミシュランは、⾼性能の製品やサービスに重点を置き、マーケットの全セグメントで成⻑することができました。当社のすべてのお客様と販売店の皆様の支援なしにこの業績は達成できず、非常に感謝しております。

 ミシュランが発表した新製品、および乗⽤⾞や軽トラック向けタイヤのサイズバリエーションの拡充に関して、今年もお客様から大きなご支持をいただくことができました。また、トラックやオフロード輸送のBtoB分野におきましても、当社の製品やサービスは大きく進化しています。

 2019年は、当社は次の方針に沿い、引き続き業績の改善に取り組んでまいります。

 ―市場に新製品、新サイズ、もしくは新サービスを投入し、当社取扱製品の活性化を図ります。

 ―お客様と販売店のご意⾒を定期的に取り入れ、当社の経営の効率化と有効性の向上を実現します。

 ―ミシュランガイドなど、当社が保有する資産を活⽤し、「ミシュランの体験価値」を消費者やエンドユーザーの皆様にお届けします。

 ミシュランは、モビリティの分野で、すべての人に「A better way forward」を提供し、変化をリードして参ります。この場をお借りして、当業界のすべての皆様が素晴らしい2019年を迎えられるよう、皆様のご健勝、ご多幸、事業のご発展をお祈りし、年頭のご挨拶とさせていただきます。

 

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