ホース特集 東拓工業 18年度上期は計画通りに推移 オリジナル金具の拡充を図る

2018年10月12日

ゴムタイムス社

 東拓工業(大阪市淀川区、豊田耕三社長)の18年4~8月は、土木資材、工業用ホース、電設資材の売上が前年同期を上回り、全体はほぼ計画通りとなった。

 分野別では、土木資材は前年同期比2桁増と好調。メガソーラー(大規模太陽光発電)関連の案件を取り込めたほか、西日本を中心とする災害復旧工事関連も堅調だった。

 工業用も前期の勢いが継続し、半導体向け、食品向けも順調に推移している。製品では「TACエコラインシリーズ」が伸びており、食品向けでは新製品「TACエコライン耐熱耐油100℃仕様」も順調に実績が上がっている。

 電設資材関係も計画を若干上回る状況にある。メガソーラーや風力などの再生可能エネルギー関連のほか、トンネルや空港関係も好調だった。さらに、同社が期待する無電柱化工事は、今後関東から全国に工事が広がるとみて、受注獲得に向け営業体制の強化を図っていく。

 注力製品は、工業用で「TACエ

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