日本バルカーの4~6月期 通期業績見通しを上方修正 売上・利益好調で

2018年07月26日

ゴムタイムス社

 日本バルカー工業の2019年3月期第1四半期連結決算は、売上高が132億4500万円で前年同期比12・5%増、営業利益が17億4100万円で同15・7%増、経常利益が18億200万円で同17・1%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は12億7500万円で同20・2%増となった。

 シール製品事業は、先端産業市場に向けた売上を軸に拡大したことに加え、機器市場並びにプラント市場への販売も伸長し、売上高は89億7300万円で同11・6%増、セグメント利益は15億500万円で同16・3%増となった。

 機能樹脂製品事業については、先端産業市場に向けた売上がサプライチェーンの整備の効果により拡大したことに加え、機器市場並びにプラント市場への販売も堅調に推移し、売上高は35億1000万円で同14・6%増、セグメント利益は1億5100万円で同20・2%増となった。

 その他事業に関しては、シリコンウエハーリサイクル事業の拡大により、売上高は7億6100万円で同14・0%増となったものの、低収益製品の在庫処理を進めたことでセグメント利益は8400万円で同0・2%減。

 通期の連結業績予想については当初予想を上方修正し、売上高は505億円で前期比6・1%増、営業利益が60億円で同11・6%増、経常利益が60億円で同9・8%増、親会社株主に帰属する純利益が42億円で同9・6%増の見通しとなった。

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