主要ゴムの基本性質12種類|ゴムの基礎知識

2020年06月08日

ゴムタイムス社

 主要ゴムである天然ゴム、イソプレンゴム、スチレンブタジエンゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム、アクリルゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴムの12種類を紹介する。それぞれに対してASTMによる略号、比重(数値)、引張り強さ、破断伸び、引裂き強さ、耐摩耗性は◎(優)○(良)△(可)×(不可)の四段階で評価されている。使用可能温度は数値(℃)を紹介。耐オゾン性、耐ガソリン・軽油性、耐ベンゼン・トルエン性、耐ケトン(MEK)性、耐水性、高濃度耐アルカリ性、高濃度耐無機酸性は◎○△×の四段階で評価されている。

  12種類の中のひとつである天然ゴムの、ASTMによる略号はNR。比重は0・92で、引張り強さは◎、破断伸びは◎、引裂き強さは◎、耐摩耗性は◎。使用可能温度は-75―90℃。耐オゾン性は×、耐ガソリン・軽油性は×、耐ベンゼン・トルエン性は×、耐ケトン(MEK)性は△、耐水性は◎、高濃度耐アルカリ性は○、高濃度耐無機酸性は△。以下は12種類は表に掲載している。

主要ゴムの特性(表)

 

関連キーワード:

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー