GfKジャパン調べ  レンタルタイヤ「使ってみたい」5割  

2018年04月26日

ゴムタイムス社

 GfKジャパンは4月25日、タイヤのレンタルサービスに関するインターネット調査で、約半数が「利用してみたい」と回答したと発表した。

 このインターネット調査は、昨年7月に全国のドライバー約1万3600人を対象に行われた。

 その結果、まず、冬タイヤのレンタルサービスについては、46%の人が「使ってみたい」、または「どちらかと言えば使ってみたい」と回答し、利用に前向きだった。

 この回答の割合が最も高かったのは首都圏で、51%、最も低かったのは北海道で、39%だった

 利用に前向きな人に使いたい場面を尋ねたところ、「冬場の降雪の備えとしての日常使い」が58%と最も多く、次いで「旅行(帰省含む)」が38%、「ウィンタースポーツ」が26%となった。

 降雪地域の北海道、東北、甲信越、北陸では、「冬場の降雪の備えとしての日常使い」が70%以上で圧倒的に多く、次いで「次のクルマ購入までのつなぎ利用」となった。

 一方、首都圏、東海、近畿では、「旅行(帰省含む)」や「ウィンタースポーツ」といった一時的な利用の割合が高く、地域によって利用したいシーンが異なった。

 また、この調査以前から冬タイヤのレンタルサービスを知っていたのは16%で、このうち利用したことがある人は11%に留まった。

 認知率が最も高かったのは近畿で20%、最も低かったのは九州で7%だった。

 さらに、夏タイヤのレンタルサービスについても尋ねたところ、利用に前向きだったのは19%で、そのうち4割強が「いつも履いているタイヤより性能の良いものを試してみたいから」または「乗り心地の良いタイヤをはいてみたいから」と回答し、高性能タイヤの試着へのニーズが目立った。

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