朝日ラバー 18年3月期 売上・営業益とも2ケタ増 自動車関連が好調

2018年05月15日

ゴムタイムス社

 朝日ラバーの2018年3月期連結決算は、売上高が75億3400万円で前年同期比15・7%増、営業利益は5億6100万円で同18・0%増、経常利益は5億8900万円で同20・2%増、当期純利益は4億5900万円で同34・6%増となった。

 工業用ゴム事業は、売上高が63億6600万円で同19・9%増、セグメント利益は6億9300万円で同42・6%増となった。

 自動車関連製品の受注が海外向けを中心に好調に推移した。特に自動車内装照明用のASA COLOR LEDは、予測を上回る受注が続いたため、先行的に生産能力増強などの対応を実施した。また、スポーツ用ゴム製品の卓球ラケット用ラバー、RFIDタグ用ゴム製品も受注が好調に推移した。

 医療・衛生用ゴム事業は、売上高が11億6800万円で同2・9%減、セグメント利益は1億8500万円で同24・9%減となった。

 新旧製品の入れ替え時期に当たり、既存品の受注減少により販売が減少した。また、プレフィルドシリンジガスケットは、設計変更対応のため販売が減少した。

 2019年3月期通期の連結業績予想は、売上高が77億8900万円で前期比3・4%増、営業利益は6億3200万円で同12・6%増、経常利益は6億2700万円で同6・4%増、当期純利益は4億6100万円で同0・3%増を見込んでいる。

 売上高については、自動車関連製品の販売増加やRFIDタグ用ゴム製品等の工業用ゴム事業の受注増加を見込んでいる。

朝日ラバー2018年3月期連結決算

 

http://www.asahi-rubber.co.jp/ir/kessan/pdf/180514t.pdf

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