豊田合成決算 4~9月期 経常利益30%増

2017年11月01日

ゴムタイムス社

 豊田合成の2018年3月期第2四半期連結決算は、売上高が3858億8700万円で前年同期比6・8%増、営業利益は171億7800万円で同2・9%増、経常利益は191億8500万円で同30・7%増、四半期純利益は115億4300万円で同29・6%増となった。

 売上高は自動車部品事業の販売の増加や為替変動の影響等により増収となった。利益に関しては、製品構成の悪化および固定費の増加等はあったものの、国内外での自動車部品事業の増販効果や、為替変動の影響等により増益となった。

 セグメント別では、自動車部品事業は主に国内外での販売の増加や為替の影響等により、売上高は3774億円、同7・3%増となった。一方、利益は、増販効果や合理化にグループを挙げて取り組んだものの、製品構成の悪化および固定費の増加等により、セグメント利益は 177億円、同11・6%減となった。

 オプトエレクトロニクス事業は、バックライト向けLED製品の販売減少等により、売上高は84億円、同 10・9%減となった。利益は、固定費の減少等により、セグメント損失は 5億円、前年同四半期のセグメント損失 33億円となった。

 通期の業績予想については、売上高が7800億円で前期比3・2%増、営業利益は430億円で同5・7%増、経常利益は450億円で同15・4%増、当期純利益は260億円で同60・2%増を見込んでいる。

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