ベルト特集 開発力強化で品質向上目指す

2017年09月28日

ゴムタイムス社

 一口に搬送ベルトといってもゴムや樹脂、スチールなど材質によって搬送物の種類や求められる機能も千差万別だ。

 このうち、鉄鉱石や石炭などを運ぶゴム搬送ベルトは、国内はセメントや電力・ガスなどが回復基調にあるものの、主力の高炉関連は減少傾向で推移。また海外は、資源開発国向けで依然厳しい環境が続いている。

 需要低迷が長引くなか、各社は新たな需要を掘り起こすべく、長寿命や省エネなど「環境」をキーワードにした製品開発・改良を推進している。

 ブリヂストンは、「地球環境保護に貢献する」というコンセプトの下、消費電力削減コンベヤベルト「ビートロン」を開発し、14年11月から全世界で販売している。

 また、横浜ゴムは16年10月、一般用途向けコンベヤベルトシリーズの「デュオテックス」が

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