横浜ゴム 平塚製造所が植樹祭に苗木520本を提供

2017年05月19日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは5月19日、平塚製造所が14日に「湘南国際村めぐりの森」で開催された「第12回湘南国際村めぐりの森植樹祭」に、研進を通じて苗木520本を提供したと発表した。

 植樹祭には長尾亨平塚製造所長代理をはじめ。横浜ゴム従業員とその家族を含めた12人が参加し、研進が就業支援団体を務める社会福祉法人進和学園を利用する障がい者の人々や、他のボランティアスタッフ総勢約450人が湘南国際村の約112ヘクタールの広大な土地に、広葉樹20種類以上、合わせて3580本の苗木を植樹した。

 湘南国際村は神奈川県の構想により「緑陰滞在型の国際交流拠点」をコンセプトに、1994年に三浦半島中央部(横須賀市・葉山町)に整備された多目的区画地域。敷地面積は約200haで、公共公益施設・研修研究施設・商業業務施設・居住施設のほか、約112haに及ぶ緑地「めぐりの森」を有している。

 大楠山に隣接する「めぐりの森」では森林の再生保存に向けて、2009年から植樹活動などが進められており、現在までに約4万9380本が植樹されている。

 横浜ゴムは、植物生態学者の宮脇昭・横浜国立大学名誉教授の指導の下、創業100周年にあたる今年までに国内外の生産拠点などに約50万本を植樹する「YOKOHAMA 千年の杜」プロジェクトを推進中で、昨年12月末までに約45万本を植樹している。

 また、進和学園と研進でも宮脇名誉教授の指導による、どんぐりや木の実から苗木を育て植樹を行う「いのちの森づくり」プロジェクトを進めており、横浜ゴムはこの活動に賛同して2010年に進和学園と「苗木の提供に関する覚書」を締結、苗木の提供を継続的に行っている。

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