バンドー化学 国内販売子会社2社の合併を決定

2016年12月26日

ゴムタイムス社

 バンドー化学は12月26日、国内販売子会社の西日本バンドーと東日本バンドーとの合併を、同日開催の取締役会で決議したと発表した。

 両社はバンドー化学の100%子会社。西日本バンドーを存続会社とし、東日本バンドーを消滅会社とする吸収合併方式とする。新商号は「バンドー・I・C・S株式会社(英文名・Bando Industrial Components & Services, Ltd.)」となる。

 所在地は西日本バンドーの現住所地である大阪市淀川区西中島6―1―1とし、代表者には荒木孝・東日本バンドー社長が就任する予定。

 27日に合併契約を締結し、来年1月16日の株主総会での承認を経て、4月1日の合併を予定している。

 国内販売子会社2社の経営を統合し、地域密着の販売体制を堅持しつつ全国規模の会社として事業を拡大することが目的。また、グループとしての販売戦略の一貫性の確保と経営の一層の効率化を通し、グループ収益力の強化を図る。

 西日本バンドーは1971年の設立。2016年3月期の売上高は145億2600万円で、総資産は63億8100万円。東日本バンドーは68年の設立。16年3月期の売上高は92億3300万円で、総資産は51億800万円。

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