ゴムタイムス社 【コラム連載シリーズ】私とゴムの履歴書 創業から戦後まで【6】~二代目・右川洪輔の時代~ 右川… 2016年8月29日 6時 右川ゴムのまり作り 明治の終わりころには、隅田の墨堤の内側はとっくに電燈がついていたのに、わが右川ゴムの工場と右川家がある墨堤の外側は、まだランプの世界でした。 何でも提を越えて電燈線を引くには相当の費用がかかり、一部個人負担ということで、頑固な祖父・慶冶と電燈会社との折り合いがつかず、当分ラ……
ゴムタイムス社 【コラム連載シリーズ】私とゴムの履歴書 創業から戦後まで【5】~二代目・右川洪輔の時代~ 右川… 2016年8月8日 6時 「人に歴史あり」「その人は、その人に合った出来事に遭遇する」 この言葉通り、私の経歴は、父、母、母の兄、小学校の恩師などの影響を受け、私の個性に合わせて、いろいろな出来事に遭遇してきました。個人に歴史を作る能力はなく、歴史が人を作るといわれる通り、私が歴史を作ったわけではないことをお断りしてお……
ゴムタイムス社 熱可塑性エラストマーの「架橋」技術について雑感 2016年8月1日 5時 スチレン系(TPS)、オレフィン系(TPO)エラストマーは、低価格の非架橋系から一部加硫ゴム代替領域に迫る高性能な架橋系まで様々なグレードが揃っています。 いずれも、ゴムとポリオレフィン系樹脂とオイルとの混合物(ポリマーアロイ)であることから極めて複雑なモルフォロジーを示します。 ゴム(オレフ……
ゴムタイムス社 【新社長プライベートアンケート】 入間川ゴム株式会社 清水佑樹新社長 2016年7月21日 13時 〈清水佑樹氏の略歴) 1987年10月20日生まれの28歳。2010年、筑波大学第三学群卒業。2012年、筑波大学大学院システム情報工学研究科修了後、JSRトレーデイング㈱入社。2013年、入間川ゴム社外取締役就任。2014年、同社入社後、取締役社長室長就任。2015年、専務取締役就任。2016年6月27日……
ゴムタイムス社 【コラム連載シリーズ】世界のゴム事情11 ブラジルのゴム業界(後編) 2016年7月11日 10時 ブラジルのゴム業界(後編) 前回はブラジルのゴム業界の現況を、できるだけ詳しくご紹介しました。 加藤はブラジルの合成ゴム、カーボンブラック、プロセスオイル、ゴム薬品、粉末硫黄、ステアリン酸、ゴム加工機械とこれらの会社にすべて行き、工場見学をしています。実際、ブラジルに進出された日系のタイヤ、ゴ……
ゴムタイムス社 【コラム連載シリーズ】世界のゴム事情10 ブラジルのゴム業界(前編) 2016年6月27日 9時 ブラジルのゴム業界(前編) 前回はメキシコのゴム業界の話をしましたが、中南米のゴム業界、タイヤ業界といえば、やはりブラジルのゴム業界でしょう。ブラジルには欧米系のタイヤ工場がたくさんあり、ブリヂストンも50年以上前から現地でタイヤ生産を開始し、3年前には住友ゴム工業もタイヤ生産を開始しました。 ……
ゴムタイムス社 【コラム連載シリーズ】私とゴムの履歴書 創業から戦後まで【4】~二代目・右川洪輔の時代~ 右川… 2016年6月11日 7時 前回に続き、戦争中の様子とともに、二代目・洪輔時代の㈱右川ゴム製造所の歴史をたどります。 なお、右川ゴムは東京大空襲によって記録を全て失っているため、前回と同様、ご縁のある方々の著作等を引用しながら、戦争前後のゴム産業の様子をひも解いていきます。 ドイツを手本に 工業製品の発展に戦争が寄与し……
ゴムタイムス社 【コラム連載シリーズ】世界のゴム事情9 加速する日系企業のメキシコ進出 2016年5月2日 9時 加速する日系企業のメキシコ進出 前回は「メキシコに米国からゴム産業自体が移動している」「安い人件費を武器に米国でゴム製品を作る代わりに、原料を米国から運んで、メキシコで成型して、それをメキシコにある米系、日系、EU系の自動車工場に納入し、その自動車のほとんどが米国に輸出される」との話をしました……
ゴムタイムス社 【コラム連載シリーズ】私とゴムの履歴書 創業から戦後まで【3】~二代目・右川洪輔の時代~ 右川… 2016年4月16日 8時 今回から、㈱右川ゴム製造所の歴史は、二代目で私の父・右川洪輔の時代に入ります。 父・洪輔が入社 創業者の右川慶治は4男1女に恵まれました。長男・康夫は医者になり、次男・謙二と三男・鼎造が右川ゴムを継ぎましたが、四男は夭折。五男であった洪輔は、日本冷凍㈱に勤務していました。 当時、日本の企業が……
ゴムタイムス社 16年度ゴム企業の新卒採用状況 女性の採用数が増加 2016年4月4日 10時 本紙はゴム企業とゴム関連企業に対し、2016年4月の新卒採用状況に関するアンケート調査を実施した。回答のあった22社の新卒採用者数は1018人。回答企業数は1社増えたが、採用者数は昨年に比べ18人減少した。前回調査と回答企業が一部異なるため、単純には比較できないものの、1社増えたにも関わらず減少した……
ゴムタイムス社 【コラム連載シリーズ】世界のゴム事情8 自動車産業の集積が加速するメキシコ 2016年3月11日 12時 自動車産業の集積が加速するメキシコ 最近、アメリカのゴム産業自体がメキシコに移動中という話をよく聞きます。 私は毎年1~2回メキシコに出張していますが、日系自動車ゴム部品メーカーが続々と進出してきています。現在、メキシコの自動車生産台数は2015年で年間340万台に達しました。これは世界で中国……
ゴムタイムス社 【コラム連載シリーズ】私とゴムの履歴書 創業から戦後まで【2】~右川ゴム初代の時代~ 右川清夫氏 2016年2月8日 7時 前回に続き、創業者・右川慶治の講演録から黎明期のようすをひも解き、㈱右川ゴム製造所の歴史をたどります。 手さぐりのゴム作り ゴムの実用化を果たした慶治は、明治33年まで鐘ヶ淵紡績会社(鐘紡)で嘱託医を務めていましたが、医者の傍ら、朝晩にゴムの仕事をするのは大変だと、丹波から義弟の大石虎之……
ゴムタイムス社 【コラム連載シリーズ】世界のゴム事情7 中国次第のゴム原料動向 加藤進一 2016年1月15日 15時 中国次第のゴム原料動向 今年も加藤事務所を宜しくお願いいたします。 今年のゴム原材料事情は、中国の動向次第です。 平成27年12月22日の日本経済新聞夕刊に掲載された商品欄「プロはこう読む 商品(天然ゴム)」に当社、加藤が写真入りでコメントしました。その中で、中国のタイヤ原材料の購入がいつ回復する……