ゴムタイムス社 2016年ゴム業界人年男アンケート ナンシン 齋藤信房会長 2016年1月22日 8時 新春特別企画 申年生まれに聞きました。 ナンシン 齋藤信房会長◆生年月日=1944年3月17日◆座右の銘=
ゴムタイムス社 【コラム連載シリーズ】世界のゴム事情7 中国次第のゴム原料動向 加藤進一 2016年1月15日 15時 中国次第のゴム原料動向 今年も加藤事務所を宜しくお願いいたします。 今年のゴム原材料事情は、中国の動向次第です。 平成27年12月22日の日本経済新聞夕刊に掲載された商品欄「プロはこう読む 商品(天然ゴム)」に当社、加藤が写真入りでコメントしました。その中で、中国のタイヤ原材料の購入がいつ回復する……
ゴムタイムス社 キャボットジャパン株式会社 山梨展明氏 プライベートアンケート 2016年1月8日 11時 山梨展明氏キャボット社 日本事業統括取締役キャボットジャパン 取締役キャボット・スペシャルティ・ケミカルズ・インク 日本代表キャボット・ノリット・ジャパン 代表取締役社長 〈プライベートアンケート〉 ❶指名を受けて
ゴムタイムス社 【コラム連載シリーズ】私とゴムの履歴書 創業から戦後まで【1】~右川ゴム初代の時代~ 右川清夫氏 2016年1月5日 7時 新年明けましておめでとうございます。このたび、「私とゴムの履歴書」として、㈱右川ゴム製造所の歴史に触れながら、私がゴム産業にかかわってきた記憶を辿っていくことになりました。 黎明期のことは、創業100周年記念史『あゆみ』(2009年発行)に収載した、創業者・右川慶治の講演記録に沿って話を……
ゴムタイムス社 新年コラム 柔軟な発想で課題解決 太智重光氏 2016年1月4日 12時 作用機構からの配合設計に活路が 昨年の日本経済はアベノミクスの影響で為替は120円台前半を推移し、輸出大国日本にとって有利な環境が構築維持されてきましたが、日本のお家芸とされた製造業に対する円安の恩恵は期待されたほどでもなく、タイヤを始めとするゴム産業関連も大きな伸びが観測されていないことも事……
ゴムタイムス社 【コラム連載シリーズ】やさしいゴムの基本知識8 ゴム材料のこれから(下) 伊藤眞義 2015年12月14日 7時 ゴム材料のこれから(下) ゴムの基本的特性である非圧縮性と粘弾性を巧みに利用したゴム材料として、免震ゴム(積層ゴム支承)が活躍中です。免震ゴムは、主として加硫天然ゴムシートと金属板を交互に積層させただけの単純な構造体でありながら、地震による揺れの周期を長くすることができ、その結果、物体に働く力……
ゴムタイムス社 【コラム連載シリーズ】やさしいゴムの基本知識7 ゴム材料のこれから(上) 伊藤眞義 2015年12月7日 7時 ゴム材料のこれから(上) ゴムは、ご存じのように他の素材には期待できない素晴らしい特性を持った素材であり、産業分野のみならず、医療など広い分野で活躍しています。 前回(10月)紹介したゴム製品が抱えている問題を解決しながら材料が進化すればさらに活躍の場が広がると思われます。今回と次回は、これら……
ゴムタイムス社 【コラム連載シリーズ】世界のゴム事情6 イランのゴム産業について 加藤進一 2015年11月30日 10時 イランのゴム産業について イランのゴム会社を訪れて 11月にイランのタイヤ会社を訪問してきました。目的はベトナム製天然ゴムの売り込みですが、イランのゴム事情も分かってきました。イランは現在、米国の経済制裁を受けています。ドル、ユーロ、主要国際通貨での支払決済ができません。資金面で孤立させようとし……
ゴムタイムス社 【コラム連載シリーズ】やさしいゴムの基本知識6 ゴム製品が抱えている問題 伊藤眞義 2015年10月9日 15時 ゴム製品が抱えている問題 ゴム製品が使われ始めて約200年、現在でも代替えがない重要な材料として、工業のみならず医療など広い分野で活躍しています。この間、製品が使用されている地球上では経済、産業、環境など、いろいろな分野で大きな変化がありました。ゴム製品もこの変化に対して製造工程を始め、使用後……
ゴムタイムス社 【コラム連載シリーズ】世界のゴム事情5 米国のゴム業界の現状 加藤進一 2015年9月25日 17時 米国のゴム業界の現状 25年前にアメリカに3年間駐在していたころに比べると今のアメリカのゴム業界はかなり違ってきています。昔は大手ゴム会社もファミリービジネスの延長という面があり、経営者と話をしていると、よき時代のアメリカの話が多かったです。 当時合成ゴム、天然ゴムの消費は米国が一番で、材料相場……
ゴムタイムス社 景況アンケート 2015年夏季景気見通しと業績予想(業績予想) 2015年8月28日 14時 15年度の業績予想に関するアンケートでは「増収」企業が72%、「売上高横ばい」が28%、「減収」企業が0%となった。 増収と売上高横ばいを合わせた企業数は100%で、アンケートに回答した企業のすべてが先行きに明るさを感じていることが分かった。 前年度調査との比較では、増収企業が
ゴムタイムス社 景況アンケート 2015年夏季景気見通しと業績予想(景気動向) 2015年8月28日 14時 5月時点における景気動向については、前回同様「緩やかに回復」が40%でトップとなったが、前回に比べ4ポイント低下した。 「拡大基調となる」は0%、「変化はあまりないがやや明るい兆しがみえる」が31%、「変化なし」が17%、「緩やかに下降」は7%となった。 景気判断理由(複数回答)は「企業収益の動向を……
ゴムタイムス社 景況アンケート 2015年夏季景気見通しと業績予想 2015年8月28日 14時 本紙は5月時点で製造メーカー、原材料メーカー、ゴム製品卸商社に「2015年の景気見通しと業績予想」と題するアンケート調査を実施した。その結果、15年度の業績見通しについては、「増収」回答企業が72%、
ゴムタイムス社 夏季コラム やさしいタイヤ材料のはなし 2015年8月13日 8時 乗用車用タイヤのラベリング制度は、2010年1月にスタートしました。ラベリング制度は徐々に世の中に浸透し、2014年には、低燃費タイヤの普及率が60%を超えたとJATMA(日本自動車タイヤ協会)は発表しています。 ラベリング制度とは、タイヤの転がり抵抗性能と、これと二律背反の性能であるウエットグ……
ゴムタイムス社 【コラム連載シリーズ】やさしいゴムの基本知識5 ゴム材料の物性評価 伊藤眞義 2015年7月31日 12時 ゴム材料の物性評価 ゴム材料は、外力により変形し外力を除くと元の形状に戻るという特性を持っていなければいけません。 この基本的な特性は、前回説明した「架橋」と密接な関係があります。架橋の程度が不十分な場合、変形を受けたゴム材料は、外力を除いた後でも元の形状に戻ることができず残留ひずみを示します……
ゴムタイムス社 【コラム連載シリーズ】世界のゴム事情4 ポーランドのゴム企業 加藤進一 2015年7月10日 9時 ポーランドのゴム企業 最近はヨーロッパのゴム、タイヤ生産自体が、ドイツ、フランス、英国から、低賃金を求めて、ポーランド、ハンガリー、チェコに移ってきています。ちょうど日本から低価格帯のゴム製品生産、汎用グレードのタイヤ生産が、中国、タイ、インドネシア、ベトナムに移動してきたのと同じです。 EU……
ゴムタイムス社 昭和ゴム株式会社 小川和豊新社長プライベートアンケート 2015年7月7日 7時 〈小川和豊氏の略歴) 1971年2月3日生まれ。89年4月に同社入社。2010年2月昭和ゴム総務部長。11年6月ショーワコーポレーション・ショーワスポーツ(現・ルーセント)取締役。12年1月明日香食品取締役兼関宿工場長。13年10月明日香食品取締役 関宿工場長兼八尾工場長。14年6月昭和ゴム取締役。同年7月取……
ゴムタイムス社 王子ゴム化成株式会社 中村壽昭新社長プライベートアンケート 2015年6月7日 21時 〈中村壽昭新社長の略歴〉1958年1月18日生まれ、長崎県出身。82年3月山口大学文理学部理学科化学専攻修了、同年3月王子ゴム化成入社、2004年11月東京支店長(部長)、07年3月執行役員管理本部長、09年10月取締役製造本部長、13年3月取締役営業本部長、15年3月代表取締役社長。 〈プライベートアンケート〉 ……
ゴムタイムス社 【コラム連載シリーズ】やさしいゴムの基本知識4 ゴム材料の中身 伊藤眞義 2015年6月5日 16時 ゴム材料の中身 原料ゴムのままではゴム材料としての形状や材料特有のゴム弾性を引き出すことができません。形状維持やゴム弾性を発現させるためには、原料ゴムを構成している高分子鎖同士をつなぐ架橋操作を行う必要があります。ゴム弾性の特徴は、比較的小さい応力(単位面積に作用する力)で大きなひずみが得られ……
ゴムタイムス社 朝日ラバー 渡邉陽一郎新社長プライベートアンケート 2015年5月27日 13時 〈渡邉陽一郎新社長の略歴〉1967年1月5日生まれ。1988年4月に同社入社、1997年5月にファインラバー研究所へ転籍、2000年10月に同社へ転籍、2004年6月にファインラバー研究所(現朝日FR研究所)取締役就任(現任)、2010年6月に取締役営業統括部長就任、2012年6月に朝日科技(上海)……
ゴムタイムス社 【コラム連載シリーズ】世界のゴム事情3 拡張するインドのゴム産業 加藤進一 2015年5月25日 6時 拡張するインドのゴム産業 当社はインドにINDO-JAPAN POLYMERSという合弁会社を持っています。私がインドに行き始めたのが2005年ごろからで、そのころはChennai行の飛行機に乗ってもまず日本人に会いませんでした。それが今では日産自動車の工場ができたこともありますが、いつも20名以上の日本人が乗っています。や……
ゴムタイムス社 【コラム連載シリーズ】やさしいゴムの基本知識3 原料ゴムの種類と加工(下) 伊藤眞義 2015年4月17日 19時 原料ゴムの種類と加工(下) 前回に引き続き、原料ゴムの種類と加工に関する話で、今回は、JIS分類によるQおよびUグループについて解説します。 Qグループに属する原料ゴムはすべてシリコーンゴムとよばれています。シリコーンゴムの主鎖は、ケイ素‐酸素の結合(シロキサン結合)で出来ています。この結合は……
ゴムタイムス社 東海カーボン 長坂一新社長プライベートアンケート 2015年4月13日 14時 〈長坂一新社長の略歴〉1950年1月9日生まれ(65歳)、山梨県出身。72年3月慶應義塾大学商学部卒業、同年4月東海電極製造(現東海カーボン)入社、2008年3月取締役常務執行役員、カーボンブラック事業部担当補佐兼カーボンブラック事業部副事業部長、同事業部販売部長、同事業部管理購買部長、大阪支店長、12……
ゴムタイムス社 【コラム連載シリーズ】世界のゴム事情2 台湾のゴム機械メーカー 加藤進一 2015年4月6日 11時 台湾のゴム機械メーカー 当社は台湾でゴム加工機械(ゴム練り、成形、切断)を販売しているので年に4、5回は台湾に出張します。私は中国語ができませんが、台湾の若い方は英語をしゃべる方が多いのでなんとか仕事になっています。台湾には日本のやり方を見習う、日本人を尊敬しているという方が多いので、中国大陸側……
ゴムタイムス社 15年度ゴム企業の新卒採用状況 昨年に比べ大幅増加 2015年4月6日 10時 本紙はゴム企業とゴム関連企業に対し、2015年4月の新卒採用状況に関するアンケート調査を実施した。回答のあった21社の新卒採用者数は1036人で、昨年調査とは一部回答企業が異なり、回答企業社数も2社減ったものの、昨年に比べ241人増加した。ゴム業界全体としては業績が好調であることを裏付ける形となっ……
ゴムタイムス社 【コラム連載シリーズ】やさしいゴムの基本知識2 原料ゴムの種類と加工(上) 伊藤眞義 2015年2月21日 7時 原料ゴムの種類と加工(上) 現在、天然資源である天然ゴムを始め、多種類の合成ゴムが原料ゴムとして利用されています。また、原料ゴムの形態は、一般によく使用されている固体状態のゴムの他に、液状ゴムと呼ばれている液体もあるため、それらに対応した加工法があります。今回と次回は、これらに関する話です。 ……
ゴムタイムス社 経験則~マニュアル化できない技能② 大坪一夫 2015年2月7日 9時 (3347号より続く)去年の初め頃、四日市のある工場で熱交換器の爆発事故が起こり、5人が死亡し、多数の負傷者が出たとのニュースを聞いて、疑問に思ったことがあるので見当違いと言われるかもしれないが、所見を述べてみたい。 爆発した水冷熱交換器は7年10ヵ月間洗浄していなかったとのことだが、何故そんな長……
ゴムタイムス社 経験則~マニュアル化できない技能① 大坪一夫 2015年1月26日 12時 経験則という言葉をモノ作りの現場ではあまり耳にすることはない。仮に聞いたとしても、ただ単に受け売り的に知った言葉を使っているのであり、その深い意味を知っているとは思えない。 辞書によると、経験則とは「経験的事実に基づいて得られた法則」と説明されている。 辞書だから解説調であるのは仕方がないが、……
ゴムタイムス社 国際会議の舞台裏 竹下道孝 2015年1月26日 12時 著者は、ISO/TC45(ゴム及びゴム製品)及びISO/TC157(避妊具及び性感染症予防具)の二つの国際会議の事務局を務めました。国際会議の内容については、ゴム関連の報道機関から新聞・雑誌を通じて詳細に伝えていただいたので、今回は、その舞台裏をお話します。 国際会議開催の重要なポイントは、会場……