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住友ゴム アドバンスド4Dナノデザインが日本ゴム協会賞を受賞

2016年05月25日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は5月24日、同社のタイヤ用新材料開発技術「アドバンスド4Dナノデザイン」が、「第28回日本ゴム協会賞」(主催:一般社団法人日本ゴム協会)を受賞したと発表した。

 「日本ゴム協会賞」はゴム技術における科学、技術またはその産業分野の発展に寄与し、その功績著名な会員に対して授与される賞。

 同社独自の新材料開発技術「アドバンスド4Dナノデザイン」は、大型放射光研究施設「スプリング―8」、大強度陽子加速器施設「J―PARC」、スーパーコンピュータ「京」との連携活用により、ゴムの内部構造をナノからミクロンレベルまで連続的かつ鮮明に解析しシミュレーションすることで、タイヤの相反性能である低燃費性能、グリップ性能、耐摩耗性能を大幅に向上できる技術。

 「アドバンスド4Dナノデザイン」を初めて採用したコンセプトタイヤ「耐摩耗マックストレッドゴム搭載タイヤ」はトレッドゴムにおいて、低燃費性能とウエットグリップ性能を維持しながら、耐摩耗性能を従来製品に比べて200%に向上させることに成功した。

 今回の受賞は、放射光X線・中性子・シミュレーションの連携解析により新材料開発技術が、ゴム産業の発展に大きく貢献すると認められたもの。同社ではこの新技術を活用することで材料開発のスピードをさらに上げ、今後も高性能で経済性と環境性に優れたタイヤを届けていくとしている。