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【コラム連載シリーズ】世界のゴム事情4 ポーランドのゴム企業 加藤進一

2015年07月10日

ゴムタイムス社

世界のゴム事情

 ポーランドのゴム企業

 最近はヨーロッパのゴム、タイヤ生産自体が、ドイツ、フランス、英国から、低賃金を求めて、ポーランド、ハンガリー、チェコに移ってきています。ちょうど日本から低価格帯のゴム製品生産、汎用グレードのタイヤ生産が、中国、タイ、インドネシア、ベトナムに移動してきたのと同じです。

 EUの大手タイヤ会社も今や一番大きいタイヤ工場はこれらの旧東ヨーロッパ(この表現も少々古いか?)にあります。
 4年前にポーランドに出張し、粉末硫黄メーカーと酸化亜鉛メーカーに某日系タイヤ会社の方と打ち合わせをし、工場見学をしてきました。この会社は当社が探してタイヤメーカーにご紹介した会社です。この会社はGOODYEAR、MICHELIN、CONTINENTALの工場にトラックで出荷しています。ポーランドからも3日間あれば、スペインを含めEU圏内にトラックで配送できます。また、ロシアのタイヤ工場にも通関を入れて5日間あれば配送できるのです。

 私は今から30年程前に三菱商事に勤務しているころ、ポーランド、チェコ、ルーマニアには毎年出張していました。当時は完全にソ連圏で、入国および出国管理が厳重で、ホテルに


 

加藤進一著
世界のゴム事情2018年冊子版
世界のゴム事情2017年冊子版
世界のゴム事情2016年冊子版
世界のゴム事情2015年冊子版