ショーワグローブ 作業用の防寒手袋を新発売

2018年08月20日

ゴムタイムス社

 ショーワグローブは8月20日、柔らかくムレにくい作業用の防寒手袋「No・406・防寒ホールド」を9月3日に発売すると発表した。

 同製品は、天然ゴム製の発泡ゴム層とファンシーヤーン(種類・色・太さなどの違った糸を縒り合せた糸)を用いたインナーパイルにより、冷たい外気との間に熱伝導率の低い空気の層を作り優れた防寒性を実現している。

 独自の発泡ゴム層が土や水の浸入を防ぎながら手袋の内側の湿気を手の甲側から外へと逃がし、作業中のムレが原因となる汗冷えを低減していて、長時間の作業でも快適に行うことができる。

 また、発泡ゴム層とファンシーヤーンは手袋自体の柔らかさにも寄与し、従来品と比較して指を曲げるときに必要な力を30%軽減している。

 さらに、独自の立体成型によりフィット感を高めているため、疲れにくさを実感できる。

 手のひらにコーティングした天然ゴムにより滑りにくくグリップ力に優れ、重たい段ボールの側面もしっかり持つことができ、寒冷地での倉庫作業で力を発揮する。スコップの柄や重機のレバーも握りやすいため、雪かきや冬場の農作業に向いているほか、自転車やバイクを運転する際の防寒対策としても使用可能となっている。

 ガーデニングでの庭木の手入れや剪定作業、水やりや、キャンプや登山、トレッキングなどの趣味用途でも活用できる。

 一般作業用のフルコートタイプ手袋を冬場に着用する農作業ユーザーから「フィット感があり、滑り止めが効くため作業しやすく、背抜きタイプよりも冷たい空気を感じにくい」という声が寄せられたことから、同社はフルコートタイプ手袋をベースとした防寒手袋の開発に着手し、より寒冷地での作業に適した防寒性能を搭載した。

 同製品は、サイズはM,L、XLの3サイズで、色はオレンジ、梱包入数は60双(5双×12袋)で、材質はアウターの樹脂部がナイロン、ポリエステル、その他、インナーの繊維部がアクリル、ナイロン、その他、メーカー希望小売価格はオープンとなっている。

 

防寒HOLD

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