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日本ゼオン 3年以内にCNT成形体の上市目指す 産総研・サンアローと研究拠点設立で合意

2017年02月14日

ゴムタイムス社


 日本ゼオンと産業技術総合研究所、精密加工メーカーのサンアローは2月13日、経済産業省別館の産総研東京本部で記者発表を行い、カーボンナノチューブ(CNT)の実用化を加速するため「CNT複合材料研究拠点」を設立することで合意したと発表した。

 CNT樹脂・ゴム複合材料のマスターバッチ、成形体の技術営業、商品開発、二軸混練・射出成形などを使った製造プロセスの開発、研究開発を行うことで、3年以内のCNT成形体の上市を目指す。

 日本ゼオンとサンアローが、産総研つくばセンターに関連研究員を在籍出向させ、産総研の関連研究者とともにCNT複合材料研究拠点を形成する。

 研究拠点は①研究チーム②プロセスチーム③技術営業チームの3チームから成る。研究チームは産総研のCNTアライアンス・コンソーシアムに参加の研究員、プロセスチームは企業からの出向者、技術営業チームは長年企業で炭素材料やCNTの営業活動に取り組んできた専門家で構成される。

 産総研ナノチューブ実用化研究センターの畠賢治研究センター長は「最大の特長は、強力な技術営業チームを持っていること。世界中に我々の作ったCNTの複合体・成形体を持って行ってもらう」と述べた。

 メンバーは合計20人で、日本最大のCNT複合研究拠点となる。産総研材料・化学領域の村山宣光領域長は、この取り組みのキーワードとして

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