住友ゴム 14年未来プロジェクトを全国10ヵ所で開催

2014年06月05日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は6月5日、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟との協働事業、『チーム エナセーブ 未来プロジェクト』を全国10ヵ所で開催すると発表した。

 「チーム エナセーブ」は、ダンロップの低燃費タイヤ「エナセーブ」の売り上げの一部で、顧客に代わってタイやインドネシアにマングローブの苗木を植樹し、緑化を進めていく活動。2009年に活動を開始して以来、多くの顧客に共感され、現在までの累計植樹本数は100万本を超えている。

 『チーム エナセーブ 未来プロジェクト』は、同社の環境保護に対する思いや取り組みと、国内外の身近な文化・自然を守り伝える、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟の「未来遺産運動」の思いを一つにした活動で、日本全国で失われつつある文化や自然環境の保全に協働で取り組んでいく。

 初回の活動は2013年10月に世界遺産 富士山の構成資産の一つである忍野八海で実施し、当社グループ社員やその家族、現地ボランティアなど総勢100名で清掃活動を行った。2014年は全国10ヵ所で開催を予定しており、第1回は6月22日に和歌山県・海南市孟子不動谷で生物多様性活性化を目的とした、農村文化の復興と継承を行う「孟子不動谷での無農薬米稲作事業」を実施する。

 『チーム エナセーブ 未来プロジェクト』の模様は、昨年忍野八海の活動にも参加した平井理央さんがナビゲーターを務めるラジオ番組内で紹介していく。番組名は「WONDER VISION」。放送日時は毎週日曜日の6:00―9:00。放送局はJ―WAVE 81・3FM。

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