住友重機械工業の2025年12月期第2四半期決算は、売上高が4946億2700万円で前期比4・9%減、営業利益は216億5500万円で同35・0%減、経常利益は202億3700万円で同40・2%減、当期純利益は124億円で同47・3%減となった。
セグメントのうち、インダストリアルマシナリーの売上高は982億円で同7%減、営業損失は30億円。プラスチック加工機械事業は、中国の電気電子関連を中心に需要が増加し、受注、売上は増加した。一方、欧州での採算の悪化により営業利益は減少した。
その他の事業では、半導体関連の需要が減少した一方、その他の機種で全般に需要が増加したことから、受注は増加した。一方、半導体関連の受注残が少なかったことから売上、営業利益は減少した。
2025年12月期の連結業績予想は、直近に公表されている業績予想から修正され、売上高は1兆500億円(前回予想1億900億円、増減率3・7%減)、営業利益は500億円(同600億円、同16・7%減)、経常利益は440億円(同530億円、同17・0%減)、当期純利益は250億円(同280億円、同10・7%減)を見込んでいる。
