丸尾カルシウムの26年3月期第1四半期連結決算は、売上高が29億9000万円で前年同期比8・7%減、営業損失は3600万円(前年同期は3900万円の利益)、経常利益は0百万円で同99・7%減、四半期純利益は0百万円で同99・4%減となった。新規取引先、新規商材の獲得に努めたが建設・自動車産業の低迷や欧米の輸出が減少したことにより、減収となった。損益面については、販売数量減少に伴い生産数量が減少したことにより固定費の負担が大きくなり、さらにエネルギー価格の高騰や減価償却費の増加により原価率が上昇し減益となった。
通期の連結業績予想は直近に公表されている業績予想からの修正は無く、売上高は130億円で前期比1・2%増、営業利益は1億円、経常利益は2億5000万円で同26・6%増、当期純利益が1億5000万円で同0・9%増を見込んでいる。
