【ゴム用機械特集】松田製作所 試験機等新分野に販売展開

2013年07月23日

ゴムタイムス社

試験機等新分野に販売展開 マーケティングで提案営業強化

松田製作所

 プラスチックおよびゴム製品を生産する射出成形機のパイオニアである㈱松田製作所(鈴木康三社長)は主力のゴム射出成形機でいち早く開発に取り組み、長年培った確かな技術で国内外での販売シェアの実績を確実に伸ばしている。
 最近では、モデルチェンジした堅型ゴム用真空射出成形機VI―V(S2)は既にユーザーに好評を得ているが、さらに同製品をユーザーが使いやすいように付加価値を高めながら、かつコストパフォーマンスに優れた機械にするために現在開発中だという。
 同社のゴム射出成形機の最大の特長はユーザーの現場目線を第一に、作業台の低床化へのこだわりがある点。モデルチェンジした堅型ゴム用真空射出成形機VI―Vでも作業台の高さが従来の1191㎜から998㎜へ193㎜高さを低くしたことにより、高い作業性を実現。また真空ケースが前後左右方向に開閉することで金型の出し入れやメンテナンスが容易になる等、常にゴムの成形現場のニーズに対応した機械に仕上がっている。
 「お客様が求めているのは機械の使いやすさです。常にお客様目線を大事にし、安全に使用していただくために、作業台の低床化は重要視しています。グローバル展開が加速する中、東南アジアで作業する女性の方でも使いやすいように、付加価値を高めています」(鈴木社長)。

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