デンカ子会社東洋スチレンが順次拡大 スチレン系製品の市場展開を加速

2026年08月28日

ゴムタイムス社

 デンカは8月26日、連結子会社である東洋スチレンにおいて、使用済みポリスチレンを原料とする「リフレッシュ ポリスチレン」の本格供給が開始されたことを受け、同社およびグループ会社において、ケミカルリサイクル由来のサーキュラー属性を割り当てたスチレン系製品群を順次拡大すると発表した。
 同社グループは、スチレン系資源循環システムの総合ブランド「DーNODE」のもと、スチレン系材料の資源循環を推進している。その取り組みの1つとして、同社および東洋スチレンは、使用済みポリスチレンを化学的に分解し原料(スチレンモノマー)へ戻し、スチレン系製品へと再資源化するモノマー化ケミカルリサイクル事業に注力している。
 このたびの「リフレッシュ ポリスチレン」の市場への本格供給の開始により、同グループでは、ISCC PLUS認証におけるマスバランス方式に基づき、サーキュラー属性を割り当てたスチレン系製品ラインアップを拡充する。
 これにより、現在展開しているポリスチレンに加えて、ポリスチレンの加工製品である二軸延伸ポリスチレンシート(BOPS)や食包シート、さらに連結子会社であるデンカポリマーが製造する食品容器へのサーキュラー属性の割り当てが可能となる。ユーザーは従来と同等の品質・性能を維持しながら、環境価値を割り当てた製品を選択することが可能となる。
 また、ユーザーのニーズに応じて、SBC樹脂「クリアレン」をはじめとした機能樹脂及びその製品分野への展開も視野に、活用領域の拡大を図る。
 今後も同社グループは、ケミカルリサイクル由来製品の市場拡大と使用済みスチレン系製品の水平リサイクルを通じて、スチレン系材料の資源循環を推進し、環境負荷低減に対する社会やユーザーのニーズに応えていく。
 同社はこれからも「化学の力で世界をよりよくするスペシャリストになる」というパーパスのもと、世界に誇れる化学で、人々の暮らしと社会に貢献し続ける。

 

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