ゼウレカとUBEは5月21日、2025年12月に開始したがん領域における低分子創薬に関する共同研究において、同共同研究契約に定めるリード認定マイルストーンを達成したと発表した。
同共同研究では、UBEが特定したがん治療に有望な標的分子に対し、ゼウレカが開発した Free Energy Perturbationプログラム「Xeureka FEP」や分子生成ツール「XEーGenerator」をはじめとする高度な計算創薬技術およびAI技術を駆使して新規低分子化合物のデザインを行っている。
今般、両社でデザインした化合物群の中から、あらかじめ両社で合意したリード認定基準を満たす化合物が複数見出され、共同研究の開始から約5ヵ月という短期間でリード認定マイルストーンの達成に至った。
同達成は、ゼウレカの計算創薬技術が実際の創薬プロジェクトにおいて有効に機能することを示す成果であり、AIと計算科学を融合した創薬アプローチの有用性を裏付けるものと考えている。
同マイルストーンの達成に伴い、ゼウレカは同共同研究契約に基づく所定のマイルストーンフィーをUBEより受領する。
UBEでは、これまでデザインした化合物の有効性を検証するために実際に化合物を合成してスクリーニングを行ってきたが、計算創薬技術の活用によって、化合物の有効性をあらかじめ予測することが可能となり、少ない合成化合物数で効率的にリード化合物を見出すことができた。同成果は、創薬研究の大幅な効率化に資するものであり、UBEの創薬プロセスに大きな革新をもたらすことが期待される。UBEは今後も計算技術の活用に積極的に取り組み、さらなるイノベーションの創出を目指す。
両社は今後も同共同研究を継続し、リード化合物の最適化を進めることで、新たな医薬品候補化合物の創出を目指していく。
2026年05月22日
