三洋貿易は5月18日、長期経営計画「SANYO VISION 2028」の着実な推進および中長期的な企業価値のさらなる向上に向け、「人的資本」戦略を一層強化・加速していくことを発表した。同社では、「人的資本」をSV2028における成長戦略の中核の一つとして位置付けている。
ニッチトップ商材を基盤とする専門商社として、個々の取引に深く向き合い、最適かつ独自性の高いソリューション(「最適解」)を提供してきた。こうした「最適解」は、画一的な手法によるものではなく、長年にわたり積み重ねてきた現場における実践経験を通じて培われた判断力と提案力によって創出されてきたものであり、競争力の根幹を成している。
一方で、SV2028の達成および持続的成長の実現に向けては、こうした強みを生かしつつ、「最適解」の「質」と「量」を一段と高めていくことが不可欠であると認識している。
その実現に向けて、現場実践の価値をさらに高めていく観点から、その担い手である人材の成長と活躍基盤の強化に重点的に取り組み、人材への投資と活動基盤の整備を通じて、人的資本戦略を一層高度化し、その実行を加速していくとしている。
以下の三要素を相互に連動させた三位一体の枠組みとして推進していく。
①Sanyo Growth Style(自燃型人材の持続的輩出)、②Sanyo Work Style(働きがいと生産性を両立する環境整備)、③Sanyo Business Model(価値創出の基盤となる現場における実践機会)の三要素となる。
本モデルは、自燃型人材(自ら考え行動し、価値創出に貢献する人材)の輩出を担う「Sanyo Growth Style」と、活躍基盤の強化を担う「Sanyo Work Style」という人的資本施策を有機的に組み合わせることで、実践の場である「Sanyo Business Model」における付加価値創出力を高める仕組みとして機能している。これにより、「最適解」の質および量の向上が期待される。
