三菱ケミカルは5月12日、PTT Global Chemical Publicと折半出資する同社持分法適用関連会社PTT MCC Biochemにおける、ポリブチレンサクシネート(PBS)事業から撤退することを決定したことを発表した。
ポリブチレンサクシネート(PBS)は、自然界の微生物のはたらきにより水と二酸化炭素に分解される生分解性プラスチックである。同社とPTTグローバルケミカル社が折半出資するPTTMCCバイオケム社は、2017年から「BioPBS(バイオPBS)」の商業生産を開始し、紙コップのコーティングやコーヒーカプセルなどに採用されてきた。
しかしながら、PBS事業は、市場環境が当初の想定から乖離したことなどにより、収益性の低迷が続いている。今般、今後の見通しを慎重に検討した結果、本事業の将来的な成長は困難であるとの結論に達し、事業撤退を決定した。PTTMCCバイオケム社は生産設備の撤去後、現地の法令に従って解散、清算を実施する。
事業撤退のスケジュールは、2025年12月生産終了済みで、在庫が無くなり次第、販売終了となる。
