帝人フロンティアは4月7日、ポリエステル繊維について、次のとおり価格改定(値上げ)を実施することを発表した。
昨今の中東情勢の悪化に伴い国際的な原油供給が不安定化し、原油および石油化学製品の価格が急騰している。このため、ポリエステル繊維の原料価格をはじめ、エネルギーコスト・物流費などに大きな影響が及んでおり、さらに、生産に関わる人件費の増加や円安の進行が加わり、製品コストが大幅に上昇している。
こうした状況に対し、生産効率化や経費削減などにより販売価格の維持に努めてきたが、これらコストの急激な上昇が自社の合理化努力で吸収できる範囲を超えていることから、製品の安定供給を確保するために、販売価格を緊急で改定することとした。
なお、今後も、主要原材料の市況動向に加え、梱包材料などの副原料価格、ならびに物流費などの動向を総合的に勘案し、価格改定(値上げ)を順次実施していく。
対象製品はポリエステル繊維(長繊維・短繊維)および不織布、テキスタイルで、値上げ幅はポリエステル繊維および紡績糸が20%以上、不織布が20%以上、テキスタイルが15~25%で、改定時期は2026年4月7日出荷分からとなる。
