積水化学がニコンと共同で募集 オルガノイド培養の公募型共同研究

2026年04月06日

ゴムタイムス社

 積水化学工業は4月2日、オルガノイド培養研究のさらなる発展を目的として、ニコンと共同で公募型共同研究の募集を開始したことを発表した。

 オルガノイド培養技術は近年著しい進展を遂げ、創薬や再生医療をはじめとする幅広い領域での応用が期待されている。今後の発展に向けては、更なる細胞機能や構造制御、培養再現性の向上、生体環境の再現などに関する研究開発を進める必要がある。このような背景のもと、同社とニコンは、オルガノイド研究のさらなる発展を目的として、幅広く研究テーマを公募し、共同研究を通じた技術の深化を目指す。

 同社は、これまで培ってきた材料技術を基盤に、多能性幹細胞の安定培養を可能とする化学合成足場材Cegluを開発し、2025年に販売を開始した。さらに、Cegluを微小ドット状にコーティングを行うことで、3次元的な細胞塊の形成を可能にするCeglu Dot Plateの開発も進めている。これらの技術を活用することで、高機能かつ再現性の高いオルガノイド培養処方の構築を目指していく。

Cegluマルチウェルプレート

Cegluマルチウェルプレート

ニコン社生物顕微鏡システム

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