積水化成品工業は3月30日、昨今の中東情勢の急激な緊迫化に伴う海上輸送の不安定化を受け、発泡ポリスチレンシート製品の価格改定を実施することを決定し、発表した。
中東情勢の悪化により、主要な海上輸送路であるホルムズ海峡が実質的な封鎖状態となり、原油および石油化学製品の供給網に大きな混乱が生じている。この影響から、原材料費が急激に高騰しており、同社製品の主原料であるポリスチレン樹脂に加え、添加剤、副資材、包装資材などの価格も著しく上昇上昇している。
同社では、これまで生産合理化やコスト削減に取り組んできたが、昨今の原材料価格の高騰は自助努力のみで吸収することが困難な状況となっている。
実施時期は2026年4月21日以降の出荷分より、改定内容は120円/kgの値上げで、本価格改定は、製品の安定供給と事業継続を図るための措置であるとしている。
国際情勢および物流状況は依然不透明であり、今後の推移によっては、出荷数量の調整や追加的な価格改定を検討せざるを得ない可能性がある。同社は引き続き、安定供給の確保に向けて全力で取り組んでいくとしている。
