横浜ゴムは3月27日、3月6日に、第12回「生物多様性パネルディスカッション」をオンラインで開催したと発表した。
今回は「地域と企業の連携で取り組むネイチャーポジティブ」というテーマのもと、パネリストに横浜国立大学教育学部・総合学術高等研究院教授の倉田薫子氏、司会進行役にエコロジーパス取締役で江戸川大学講師の北澤哲弥氏を招いた。当日は、同社グループ社員をはじめ、行政や企業、NPOや市民活動団体など121ヵ所から多数の参加者が集まった。
「生物多様性パネルディスカッション」は、生物多様性保全の大切さを考える機会として毎年開催している。今回のイベントでは、倉田氏の「生物文化多様性の視点でウェルビーイングな社会づくりを目指す」という基調講演に続き、同社グループの生物多様性保全活動を紹介。具体的な取り組みとして、タイヤビード製造販売子会社である亀山ビードが三重県亀山市と支援協定書を結んで行っている、自然共生サイト「亀山里山公園」での外来種駆除や園内の整備などの活動を市職員にも参加してもらいながら紹介した。最後はパネリスト間での活発なディスカッションが行われ、参加者全員で生物多様性保全活動への理解を深めた。
2022年12月の生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)においてネイチャーポジティブという新たな国際目標が示され、日本でもその実現にむけた具体的な行動計画が策定されるなど、世界的にネイチャーポジティブに向けた活動が活発化している。同社はこうした活動に賛同し、2023年1月より国際イニシアティブ「TNFDフォーラム」および「生物多様性のための30by30アライアンス」に参画している。
また、グローバルな植樹活動「YOKOHAMA千年の杜」、生産拠点での水質や動植物のモニタリングと保全活動、天然ゴム農園でのアグロフォレストリーの推進、地域住民への啓発活動などを通じてバリューチェーンでの生物多様性保全に取り組んでいる。
同社はサステナビリティ・スローガンとして「未来への思いやり」を掲げ、事業活動を通じた社会課題への取り組みにより、共有価値の創造を図っている。
2026年03月31日


