クラレとDOWAエコシステム、共同検討開始 活性炭再生の資源循環事業

2026年03月31日

ゴムタイムス社

  クラレとDOWAホールディングスの子会社であるDOWAエコシステムは3月30日、国内における活性炭再生による資源循環事業の共同検討を開始したと発表した。
 近年、環境保全や持続可能な社会の実現に向けた取り組みが世界的に加速している。活性炭は、浄水処理、大気浄化、エネルギー関連などの産業用途および民生用途において、幅広い分野で活用されており、環境意識の高まりを背景に、その需要は一層拡大している。また、資源循環の観点から使用済み活性炭の再生が期待されている。一方で、使用済み活性炭はさまざまな物質を吸着しているため、その再生には、高度な再賦活化を軸とした適正に管理されたプロセスが不可欠となる。
 こうした状況を踏まえ、両社は、それぞれの技術と知見を活かし、活性炭の製造・供給から回収・再生までを一貫して行う資源循環事業を共同検討し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化していく。
 両社の優位性は以下の通り。
 クラレは活性炭の製造・販売、再賦活技術および品質保証、活性炭をベースとしたソリューション提供、DOWAは使用済み活性炭の適正処理および全国区での回収ネットワーク、各種リサイクルに関するノウハウ。
 クラレグループは、中期経営計画「PASSION 2026」を推進している。内外の知見や技術を結集したイノベーション創出に取り組むとともに、事業ポートフォリオの高度化を推進していく。
 DOWAは、ライフサイクル全体を通じた環境負荷の低減と資源の有効活用に向け、リサイクルを一体的に推進することにより、循環のクオリティを追求し、持続可能な社会の構築に貢献していく。

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