化学物質評価研究機構(CERI)は、日本ゴム協会関東支部との共催により、2026年度「第57回初級ゴム技術研修会」を開催する運びとなった。
同研修会は1970年の開始以来、1500名を超える修了生を輩出してきた歴史あるプログラムであり、ゴム材料の基礎から実践的な試験技術までを体系的に学べる貴重な機会となっている。
研修では座学と実習を行う。座学では、大学や企業の第一線で活躍する専門家が講師を務め、ゴム材料の化学、配合剤の役割、配合設計、成形加工技術、試験法、さらには劣化メカニズムや事故原因調査に至るまで、幅広い分野を網羅的に学習できる構成だ。また座学では、会場受講に加えてWEB(リモート)聴講にも対応しており、遠方からの参加者にも利便性が高い。
一方実習では、受講者自身がオープンロールや熱プレスなどの加工設備を使用し、原料の配合・混練から加硫プレスによる成形までの一連の工程を体験する。作製した試験片を用いて、JIS/ISO規格に準拠した硬さ試験、引張試験、老化試験、耐油試験(浸せき試験)、オゾン試験、配合分析など、多様な試験を実施することができる。少人数グループ制を採用し、経験豊富な指導員が丁寧にサポートするため、初心者でも安心して取り組める内容となっている。
受講対象は技術職に限らず、営業職や管理部門など、ゴム材料の基礎知識を必要とする幅広い層を想定。ゴム業界特有の用語に不安がある人や、品質管理データ・試験成績書の読み方を身につけたい人に特に適した研修である。
開催概要として、座学講義は5月15日から6月5日までの全10回で、13時30分から16時30分に実施。実習は6月9日から6月12日までの4日間集中形式で、10時から17時15分に行われる。会場は、化学物質評価研究機構(CERI)東京事業所(埼玉県北葛飾郡杉戸町下高野1600番地)。配布テキストとして「新版 ゴム技術の基礎」(日本ゴム協会編)および実習用テキストが用意される。
問い合わせ先は化学物質評価研究機構 東京事業所まで(TELは0480-37-2601、FAXは0480-37-2521)。同研修会の案内はCERI公式ホームページ「初級ゴム技術研修会」ページに掲載されている。
