東レのウルトラスエードが採用 インテリアブランドのCase

2026年02月25日

ゴムタイムス社

 東レは2月20日、同社が展開するスエード調人工皮革Ultrasuedeが、イギリス・ロンドンのインテリアブランド「Case」の代表モデル「Ella Lounge Chair」と「675 Chair」の張地に採用されたと発表した。
 Caseは、2005年にイギリス・ロンドンで設立され、優れたデザインを高品質で提供するブランドとして高い評価を得ている。世界的に有名な受賞歴のあるデザイナーとのコラボレーションによって、創造的かつ洗練されたシンプリシティを備えた家具を制作している。細部にわたるデザインの追求と製品の品質に決して妥協することなく、最先端の技術と高度な製造技術を組み合わせ、最高のデザインを生み出し続けている。
 今回採用されたUltrasuedeは、サトウキビ廃糖蜜から製造したエチレングリコールを原料の一部とするポリエステルと、非可食のトウゴマから得られるひまし油由来のポリオールを原料の一部に使用したポリウレタンを組み合わせた、植物由来原料を使用した素材で、植物由来原料比率は約30%になる。
 植物由来原料の使用により、従来の石油由来のポリエステルを使用したUltrasuedeに比べてCO2削減に貢献している。
 Caseの洗練されたシンプリシティなデザインに合致する素材として、脱化石資源を使用した素材でありながらも、高く評価され今回の採用が決定した。
 同社は、欧州におけるUltrasuedeビジネスのさらなる拡大に向け、2026年 1月にポルトガルにUltrasuedeの新たなショールームを開設した。今回のCaseへの採用は、欧州のインテリア市場におけるプレゼンス向上と、現地拠点を通じたきめ細やかなサポート体制の構築を目指す戦略の一環となる。今後も、欧州を拠点とする有力なインテリアブランドとのパートナーシップを深め、欧州市場での提案をより一層強化していく。
 Ultrasuedeは「素材の進化で、まだ見ぬクリエイションを共に。社会をより豊かに、美しく。」のビジョンのもと、同社グループの企業理念である「わたしたちは新しい価値の創造を通じて社会に貢献します。」の実現に向けて挑戦していく。

3色採用

3色採用

ケースの椅子に採用されたウルトラスエード

ケースの椅子に採用されたウルトラスエード

ウルトラスエード

ウルトラスエード

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