帝人は2月19日、キヤノンと連携し、サステナブル経営推進機構が運営するSuMPO環境ラベルプログラムの「SuMPO EPD」に、ポリカーボネート樹脂「パンライト」およびポリカーボネート系アロイ樹脂「マルチロン」を登録したことを発表した。バージン樹脂材料分野における「SuMPO EPD」への登録は国内初である。
「SuMPO EPD」は、製品の全ライフサイクルステージにわたる環境情報を定量的に開示する仕組みである。このような仕組みの普及が進む中、従来、顧客企業において、樹脂材料に関するCO2排出量の算定には、業界平均の排出係数が用いられており、各企業が独自に取り組む排出削減の成果が反映されにくいという課題があった。
こうした状況を踏まえ同社は、この課題に取り組むキヤノンと連携して、キヤノン向けの樹脂材料に関するCO2排出量の実データを「SuMPO EPD」に登録した。
本取り組みを通じて、バージン樹脂材料分野におけるCO2排出量の算定ルールが整備されたことで、サプライヤーが行うCO2排出量削減の努力を算定に反映するための基盤が整い、サプライチェーン全体でのCO2排出量削減の加速が期待される。
同社は今後も、顧客企業と連携して樹脂材料のCO2排出量に関する実データの登録を進めることで、サプライチェーン全体におけるCO2排出量の削減に貢献していくとしている。



