西部工業用ゴム製品卸商業組合は1月22日、大阪市のリーガロイヤルホテルで令和8年工業用ゴム商工新年互礼会を開催した。
当日は組合員と賛助会員の約140人が出席し/新春を寿ぐとともに業界の結束を新たにした。
小島孝彦理事長(角一化成社長)が年頭のあいさつに立ち、国内外で相次ぐ政治・経済情勢の変化に触れ、「今年も例年以上に先行きの見通しが難しい年になる」と述べたうえで、干支である午年にちなみ、馬をモチーフとしたブランドの逸話を交えながら、「ブランドは企業の理念を表す。そのブランドをいかに伝えていくかが、これからの時代ますます重要になる。メーカー、商業者が切磋琢磨しながら信頼されるブランドを築いていきたい」と呼びかけた。
続いて、メーカーを代表して大阪ゴム工業の十川利男副会長(十川ゴム)があいさつ。昨年の経済環境を振り返り、原材料価格の高止まりや物流費の上昇、為替動向、国際情勢の不透明感など、厳しい事業環境が続いていることに言及した。そのうえで、「こうした時代だからこそ知恵を絞り、挑戦を続けることが不可欠」と強調し、「大阪ゴム工業会としても商業者の皆様との連携を一層深め、業界の持続的な発展に取り組んでいきたい」と述べた。
新年互礼会では、慶事の報告も行われた。組合の理事・相談役を務める大西健路氏(宇都宮製作)が、長年にわたる業界および関連分野への貢献が評価され、旭日双光章を受章したことが紹介され、会場から大きな拍手が送られた。花束贈呈の後、大西氏は謝辞に立ち、「これまで多くの方々に支えられて活動してこられた結果。今後もこの受章に恥じぬよう、業界のため力を尽くしたい」と述べた。
その後、小島理事長をはじめ、十川副会長、岡浩史理事・相談役、大西理事・相談役らが壇上に上がり鏡開きを行い、新年の門出を祝った。続いて太田稔副理事長が乾杯の発声を行い、出席者は歓談の輪を広げた。
会の途中で、出席者を対象にした抽選会が行われ、大いに賑わった。そして、中締めには、今年の年男・年女が紹介され、代表として阿部忠弘氏(八興)が中締めのあいさつを行った。阿部氏は、国内外の先行き不透明な状況に触れつつも、「明るさと情熱、行動力を持って協力し合い、実り多い一年にしていこう」と呼びかけ、三本締めで会を締めくくった。

小島理事長

大阪ゴム工業会の十川副会長

大西理事・相談役
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