クラレは1月21日、1月28日から東京ビッグサイトで開催される「新機能性材料展2026」に出展すると発表した。
同社ブースでは、昨年よりさらに進化した特殊高耐熱アクリル樹脂〈Kuralpha〉や新規アクリルモノマーを含む11製品を展示。「環境対応・製造プロセス革新」「光学・エレクトロニクス精密部材」「高耐熱・高耐薬品ポリマー」の3ゾーンに分けて紹介する。また、活性炭による脱色精製デモンストレーションや、担当者による個別相談会を実施する。
出展製品は以下の通り。
「環境対応・製造プロセス革新」では、活性炭〈FILTRASORB〉(PFAS(有機フッ素化合物)を含む幅広い有機物を効果的に除去可能な活性炭。国内外の広範な水源浄化で実績を誇り、安定した処理能力を長期間にわたり維持)、活性炭〈クラレコール〉GLCグレード(薬液で再生可能な脱色精製用活性炭。資源循環型オペレーションが可能なため、活性炭交換の手間や廃棄物、それにかかるコスト削減にも寄与)、機能性ノニオン界面活性剤(開発品)(水と有機溶媒の両方で安定分散する界面活性剤。金属加工工程における潤滑性と表面保護を両立可能)、PFASフリー新規高極性樹脂(開発品)(耐薬品性に優れる高極性樹脂。酸化環境に対しての安定性や高耐電圧性を持つため、フッ素樹脂代替に好適)となる。
「光学・エレクトロニクス精密部材」では、透明ハイバリアフィルム〈クラリスタ〉(優れた水蒸気バリア性を有するフィルム。高い防湿性、耐久性、湾曲性が求められる次世代太陽電池モジュールや工業用途のバリア材などに好適)、特殊高耐熱アクリル樹脂〈Kuralpha〉AXグレード(PC樹脂相当の高い耐熱性(Tg=140℃以上)を持つアクリル樹脂。高剛性により部品の形状を維持しやすく、屋外使用でき射出成形も可能)、イソプレンケミカル製品(C8・C9化合物)(独自合成技術から生まれたC8・C9化合物群。疎水性や耐加水分解性を付与する機能化剤として樹脂の変性や改質に貢献。医農薬香料の原料としても利用可能)新規アクリルモノマーOEAーA、IODA、IPEMA(高いUV硬化性と希釈性能を両立する新規モノマー。粘度が非常に低く、溶剤削減や無溶剤化へ貢献。揮発性や臭気、引火点をおさえたOEAーA、IODAも新しく展開)となる。
「高耐熱・高耐薬品ポリマー」では、高耐熱性熱可塑性エラストマー(開発品)(フッ素樹脂(ETFE)を使用せずに、耐熱性と柔軟性を両立できるエラストマー。耐熱電線被覆や耐熱ホース、パッキンなどの耐熱課題を解決する次世代素材)、高耐薬品性エンジニアリングプラスチック(開発品)(高い耐薬品性と靭性を両立するエンジニアリングプラスチック。射出・押出など多様な加工方法に対応し、薬液・ガスチューブや流体制御機器、フィルムなどの機能部材に好適)、高耐熱ポリオレフィン(開発品)ポリオレフィン本来の軽量性、電気特性、低吸水性を維持しつつ、融点280℃以上の高耐熱性を付与。フィルムから射出成型まで幅広い加工に対応)となる。
2026年01月23日

