年頭所感 東洋紡 竹内郁夫社長

2026年01月09日

ゴムタイムス社

 皆さんの日頃の仕事に対する真摯な取り組みに、この場を借りて感謝申し上げます。2026年は「サステナブル・ビジョン2030」の後半ステージに向けた新中期経営計画をスタートさせる年です。これまでの挑戦と仕込みを確かな成果へと結びつけ、持続的な発展を目指すために、以下について、お伝えします。

挑戦と前進の一年を振り返る
・2025年、世界が大きく揺れ動く中、私たちはあらゆる局面で果敢に挑戦し、着実に前進を遂げました。中期経営計画の4つの施策のうち、「安全・防災、品質の徹底」「未来への仕込み」「土台の再構築」において着実な成果を上げ、工業用フィルムの収益拡大はもとより包装用フィルム事業の大幅な収益改善を実現しました。課題は残るものの、グループ全体の業績は回復基調にあり、こうした前進は、現場で挑戦を続けた一人ひとりの努力の積み重ねによるものです。皆さんの尽力に改めて感謝申し上げます。

私たちの未来をつくるため、チームでやるべきことをやり抜き、結果を出す
・2026年は、これまでの取り組みをさらに加速し、挑戦を成果に変える年です。2025年より経営方針として掲げる6つのアクションを着実に遂行し、事業ポートフォリオの改革を進めましょう。
~6つのアクションプラン:1「安全・防災、品質、コンプライアンスの徹底」、2「価値に見合ったプライシングの徹底」、3「要改善事業対策」、4「投資の確実な回収と新の創出」、5「投資・経費の絞り込み、コストダウン」、6「使用資本の圧縮」~
・持続的な成長を遂げるためには「チームでやるべきことをやり抜き、結果を出す」ことが重要です。現状(事実)を正しく認識し、目標とアクションプランをチームで共有・実行する。定期的な振り返りを通じて進捗を見える化し、知恵を出し合い、改善を重ねる。こうしたPDCAを着実に積み重ねることこそが確かな成果とやりがいにつながります。
・特にリーダーの皆さんには、観察し、声を掛け、進捗をフォローすることで、チームの力を最大限に引き出す役割を一層期待しています。

 当社の業績が「回復基調」にあるとは、本来の目標数値には達していない、もっと上を目指せる位置にあると言えるでしょう。当社の企業理念『順理則裕』の示す通り、なすべきことをなし、社会をゆたかにする、その結果として会社の持続的成長と発展を実現するために、先に述べた「6つのアクションプラン」をチームでやり遂げましょう。

 今年は、「サステナブル・ビジョン2030」の後半ステージとしての新しい中期経営計画を発表予定です。足元の事業環境変化が目まぐるしい中にあっても、東洋紡グループのさらなる飛躍を目指し、皆さん一人一人の力を結集し、一緒に頑張りましょう。
 皆さんのご健勝とご活躍を祈念いたします。ご安全に。

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