アフリカ最大の航空会社であるEthiopian Airlines(エチオピア航空)、エチオピア航空グループ傘下のEthiopian Airports(エチオピア空港)、およびブリヂストンは12月26日、Addis Ababa Bole International Airport(ボレ国際空港)における空港路面上の異物(Foreign Object Debris、FOD)を削減し、航空機の安心・安全な運航を支えるために、独自の共創活動を開始したことを発表した。
なお、同社が航空会社および空港と連携し、この共創活動を継続的に実施するのは今回が初めてとなる。
空港におけるFOD管理は、航空機の安心・安全な運航にとって非常に重要である。これまでエチオピア航空では、ボレ国際空港のFODに起因する航空機タイヤの不具合によって運航スケジュールに影響が出るなど、FODが航空オペレーション上の課題となっていた。
同社は、顧客である航空会社から返却された使用済みタイヤを全数検査・分析する仕組みを構築し、航空会社ごとのFODデータを蓄積・保有している。今回、同社は蓄積したデータと知見を活用してボレ国際空港のFOD発生状況を分析し、エチオピア航空、エチオピア空港、および同社によるFOD削減に向けた共創活動を提案した。同社は、FOD分布情報に基づくデータ解析とハザードマップの作成、効率的なFOD回収に向けた推奨、FOD影響に関する啓発活動を通じて、空港関係者による定期的なFODパトロールを継続的に支援・強化している。
これらの共創活動に継続して取り組んだ結果、FODに起因する航空機タイヤの不具合発生率が、共創活動開始前と比較して大幅に減少した。これにより、定時運航率が改善され、エチオピア航空のより安心・安全な運航に寄与するとともに、リトレッドのさらなる活用を通じて、航空オペレーションの生産性・経済価値の向上やサステナビリティへも貢献している。
今後もエチオピア航空グループと同社は、共に創造する価値を増幅していくことで、航空業界の発展と社会への貢献を果たしていくとしている。


