DUNLOPは12月12日、モノづくり日本会議と日刊工業新聞社が主催する『2025年“超”モノづくり部品大賞』で、次世代オールシーズンタイヤDUNLOP「SYNCHRO WEATHER」が奨励賞を受賞したと発表した。
12月11日、経団連会館カンファレンスで贈賞式が行われた。今回の受賞は、新技術「アクティブトレッド」によりゴムが持つ背反性能の課題を克服し、季節や天候に応じた履き替えが不要なタイヤを開発した点が評価されたものとなる。
「SYNCHRO WEATHER」は、ドライ・ウエット・氷上・雪上などのあらゆる路面にシンクロする。水や温度に反応し路面状態に合わせてゴム自ら性質が変化する「アクティブトレッド」を採用し、ゴムの柔らかさに寄与する因子のひとつであるポリマーの動きをコントロールする。これにより、スタンダードサマータイヤ以上の優れたウエット性能を発揮するとともに、従来のオールシーズンタイヤではカバーできていなかった氷上を含むあらゆる路面での走行を可能にした。
同社はこれまでに『“超”モノづくり部品大賞』で、2020年にフラッグシップ低燃費タイヤDUNLOP「エナセーブNEXTⅢ」で日本力(にっぽんぶらんど)賞、2014年に100%石油外天然資源タイヤDUNLOP「エナセーブ100」でものづくり生命文明機構理事長賞、2012年に木造住宅用制震ダンパー「MIRAIE」で生活関連部品賞を受賞している。
2025年12月16日


