フコク、決算説明会開催 鉄道部品、アセアンで拡販強化

2025年11月25日

ゴムタイムス社

 フコクの大城郁男社長は11月18日、オンラインで開いた決算説明会で26年3月期上期(4~9月)実績および26年3月期通期業績予想、新中期経営計画2026の進捗を説明した。
 26年3月期上期業績は、売上高443億7200万円で前年同期比0・5%減、営業利益15億4900万円で同24・8%減、経常利益15億2700万円で同31・2%減、純利益9億4800万円で同38・5%減だった。機能品事業でバッテリー周辺の新製品の拡販が進んだ一方、防振事業で受注の伸び悩み、金属加工事業において採算性向上を目的とした事業の選択と集中を進めたため、微減収となった。売上が伸び悩むなか、生産性向上や合理化、さらに関税影響や材料費高騰分を価格に反映させる変動対応の取り組みを進めているものの、原材料費や労務費などの上昇分を吸収しきれず、営業利益は減益となった。
 一方、26年3月期下期について大城社長は「外部環境は

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