デンカの26年3月期第2四半期決算は、売上高は1966億9900万円で前年同期比1・2%減、営業利益は97億4000万円で同3・8%増、経常利益は67億9100万円で同21・8%増、中間純利益は39億200万円で同15・7%増となった。
営業利益については電子・先端プロダクツや半導体(生成AI関連)と電力インフラ向け需要拡大などで増益となった。純利益は期限を定めず暫定停止している米国のCRクロロプレンゴム製造子会社デンカパフォーマンスエラストマー社(DPE社)に関わる費用として特別損失を84億円計上した一方、特別利益として大船工場の工場用地の譲渡益を82億円計上したことから5億円の増益となった。
11月10日に開かれた決算説明会の冒頭、石田郁雄社長がDPEの暫定停止における最新状況を説明した。DPEの設備の状況について石田社長は「
2025年11月11日
